パリ滞在最終日に行ったパオロ・ロヴェルシのエキシビジョン♡

『PAOLO ROVERSI EXHIBITION 』
16 March 2024 – 14 July 2024
Palais Galliera
10 avenue Pierre 1er de Serbie Paris

ヨーロッパを代表するファッション・フォトグラファーのパオロ・ロベルシの
50年近いキャリアが紹介されたガリエラ宮殿での大回顧展。

幻想的で神秘的な特徴のある作品から、1990年代に活躍したモデルたちのポートレート、
ポラロイドを使ったコラージュ作品まで見ごたえあり。
会場のガリエラ宮殿の空間とのマッチ具合もめちゃくちゃ素敵だった♡

パリの美術館でいつも思うのは、とにかく空間造りが本当にうまい。
展示品が素晴らしいのはもちろんのこと、
展示の仕方や建物が醸し出す空気感、それらの相乗効果。

特に今はなんでもネットの検索で見れたり知れたりする時代だからこそ、
その空間を体験することはとてつもないプライスレスなことだなと
『芸術の街パリ』の格の違いを見せつけられるながら思うのでした◎

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Open by Appointment only.
10am-6pm 不定休
@原宿 (住所非公開／予約時にお伝えします)
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2021年に新しくオープンした美術館めちゃくちゃ素敵だった！

『 Hôtel de la Marine／ オテル・ドゥ・ラ・マリーン』
2 place de la Concorde- 75008 Paris
Instagram: @hoteldelamarine

【Hôtel de la Marine】は【海軍の館】という意味で実際にフランス革命後から
2015年までの約200年、フランスの海軍や海洋省が入っていた建物だそう。

2015年に移転した後、改修工事を経て、一般公開されることになったという経緯から
展示物はてっきり海軍関連のものだけかと思ってたら、とんでもございません！
ヴェルサイユ宮殿を彷彿とさせるような煌びやかな家具や調度品、生活用品などなど
18～19世紀のフランス装飾芸術も満喫できる展示品の数々よ。

展示品のイスに座らないでね、の意味でお花が乗っていたのもかわいかったな。
こういうセンスはめちゃくちゃフランスっぽくって、きゅん♡（もちろん造花）


で、この美術館のなにがすごいって、チケットを買うとヘッドフォンが付いてきて、
これがただのオーディオガイドなんかではない優秀ヘッドフォンすぎてびっくり。

日本語でのガイドはもちろんのこと、それがまさかのミュージカル調！
最初は、え、そのテンション私無理かも～って思ったけど笑
物の五分でその世界観に引き込まれるプロフェッショナルな声優さんたち。

そしてガイドが終わる前に移動しても、ボタン押したりすることもなく自動で
その場所にあったガイドに切り替わったり、タッチパネルでの説明では私がその前に
立つと自動で日本語表示、でも隣の人は英語表示、みたいなハイテクっぷり。

最古の展示品を最新のデジタルを使って楽しむ、というコントラストもおもしろく、
自分がフランス革命時代の民衆のひとりになった気持ちにもなれちゃうような
ある意味、体験型美術館♡

パリのど真ん中のコンコルド広場に面している、というロケーションも最高だし
パリの訪れるべき新スポット間違いなしだと思う♡

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