私たち姉妹が気になることを発信する「KIRA CLOSET journal」。
「今までにない賃貸住宅ができました」と連絡をいただき、
“今までにない”の言葉に惹かれて、取材してきました。
今回は姉がお届けします。
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その賃貸住宅が誕生したのは、埼玉県戸田市。
転入してくる人が多いらしく、
埼玉の中でもっとも注目を集めているエリアなのだそうです。
「賃貸住宅です」と伺っていたものの、
エントランスの構えが豪華すぎて、まるで一軒家！
この時点で、物件への期待値がうなぎのぼりだったのですが、
期待は裏切られませんでした。
エントランスの廊下を抜けた先に広がっている中庭。
出た瞬間にやられました！
まるで映画のセットのよう！
それもそのはず。
この賃貸住宅は「CHOCOLAT／ショコラ」（以下ショコラ）と名付けられていて、
2000年に公開された映画『CHOCOLAT』に登場する街並みが
インスピレーション源になっているとのこと。
ジュリエット・ピノシュやジョニー・デップが出演しているのですが、
確かに美しい映画なんですよね。
私も好きです。
しかも、夜になると、雰囲気がガラリと変わるという…
なんともグッとくる演出です。
この「ショコラ」は、
ゲート、クロック、テラス、ヴィラという4棟からなる賃貸住宅。
この4棟には、1Rから2LDKの間取りがあり、
ひとりで、夫婦で、家族で…と、
さまざまなライフスタイルにフィットする設計になっています。
フレキシブルな間取りで指名が入る物件に！
たとえば、入居した時はひとり暮らしだったから1Rに住んでいたけど、
結婚が決まってふたり暮らししたいとなった時、
引っ越しを考えますよね。
そんな時でも、わざわざ引っ越し先を探さなくても、
さまざまな間取りがある「ショコラ」中で
住み替えることができるのです。
しかも、空き部屋ができたら、
すでに「ショコラ」に住んでいる人へ
優先的に情報が入るオペレーションになっているので、
タイミングが合えば、すぐに住み替えが可能。
このようなシステムにしたのは、
“一生賃貸”というキーワードがあったからだそう。
家は購入せず、ずっと賃貸で暮らそうと考えている人でも、
気に入った物件で、長く年月を安心して暮らせるように
建物の雰囲気、間取りにこだわっていることはもちろん、
入居者同士のコミュニティが盛んになるよう、工夫されているんです。
その代表的な取り組みが、
建物の入り口に扉は設けず、
オートロックもありません。
そして、必ずエントランスを通ってから
各々の部屋へ向かうという設計になっていることです。
セキュリティに厳しい現代ですが、
入居者以外も出入りができるほど開放的にすることで、
入居者同士がコミュニケーションを促し、
つながりを持つことで、それがセキュリティ対策になるという考え方。
・映画のセットのようなミニタウン
・ショコラ内での住み替えができる
・入居者同士のコミュニティが盛んになる
このような「ショコラ」のコンセプトに共感して、
内見をせず、ほとんどの部屋が埋まったそうです。
しかも、家賃が一番高い部屋から！
確かに、住みたくなりました。
私自身の拠点が表参道なので、
利便性を考えると即決は出来ませんが、
都内にあったら、確実に内見予約は入れたはず。
（部屋を借りる前は、必ず見る派なので…）
住宅全体の雰囲気も素敵なのですが、
エントランスの頭上にあるステンドグラス
アクセント壁紙、扉や窓枠など…
細かいところも可愛くて
SNS映えしそうなデザインでした。
今のところ、家を購入する予定はないので、
賃貸物件に住んでいる身としては、
こんな家に住みたいなと。
そして、住み始めたら、
仕事が終わり次第、一目散に帰りたくなりそうだし、
ますます引きこもってしまうかもと…。
引っ越しを考えているタイミングだったこともあり、
「ショコラ」を見て、“帰りたくなる部屋”を見つけたいな～と、
ますますそう思うようになりました。
お問い合わせ先／ポラスグループ ポラスグランテック（株）
☎048-989-9211
取材・写真協力／ポラスグループ ポラスグランテック（株）
KIRA CLOSET journal
Seiko Kigawa／木川誠子
