【ビューティvol.22】Period museum-生理と社会の交差点-

私たち姉妹が気になることを発信する「KIRA CLOSET journal」。
今回は、姉より生理をテーマにした展示についてお届けします。

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4911億円

この金額は、2019年に経済産業省が算出した
生理や妊娠・出産、更年期など、
女性の健康にまつわる事柄での経済損失額です。

インパクトがある金額だったこともあり、
当時は、大きな注目を集めました。

そして、その翌年、
2020年は、日本におけるフェムテック元年と言われ、
以降、多くのフェムテック・フェムケアアイテムが登場し、
さまざまなイベントも開催されるようになりました。

私もたくさんのアイテムを使用していて、
イベントにも積極的に参加しています。
先日も、伊藤忠商事が主催している
Period museum-生理と社会の交差点-』に行ってきました。

生理のあるあるや生理にまつわる噂話、
生理の歴史、最新の生理アイテムなど、
“生理と社会の今を知る”をテーマにさまざまな展示が行われています。

個人的には、体験型のパネル展示がいいな~と思いました。
例えば、『生理のウソ・ホント事典』では、
生理にまつわる都市伝説的な噂話をピックアップし、
その答えを知ることができる展示です。


項目ひとつひとつが可動式のパネルで表示されていて
そのパネルをスライドさせると
答えを知ることができる仕掛けになっていました。

アクションすることで記憶に残りやすくなりますし、
答え合わせをするドキドキ・わくわく感もあって楽しいです。

そして、以前取材させていただいたことがある
歴史社会学者の田中ひかるさんによる『生理の表と裏ヒストリー』も
「へー」「ほー」「そうなんだ」と、学ぶ楽しさがあります。

数ある女性の健康課題のなかでも、
生理は全員が当事者となる事柄なので、
知っておく、情報として持っておくことは大事。

今回の展示は、生理の基本を知ることができる内容なので、
入門イベントとして活用できる思います。

入場料は無料なので、
隙間時間ができたときに、さくっと行ってみてください♪

 

Period museum-生理と社会の交差点-
開催期間:2025年3月8日(土)~5月4日(日)
会場:ITOCHU SDGs STUDIO GALLERY
   東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F
料金:無料
営業時間:11:00~18:00
休館日:【定期】月曜日(※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館)
Instagram:@itochu_sdgs_studio

 

 

 

KIRA CLOSET journal
木川誠子