私たち姉妹が気になることを発信する「KIRA CLOSET journal」。
今回は、とあるワークショップを体験に行ってきたので
そのことについて姉が書きます♪
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さまざまな分野で開かれているワークショップ。
「KIRA CLOSET vintage」でも不定期で裁縫教室などを開催しています。
私自身は手先が器用とは言えないので、
得意とする分野ではありませんが、
お店で開催しているワークショップには何回か参加しています。
中でもヴィンテージファブリックで作ったリースはお気に入り♪
作ることに没頭していると頭の中がクリアになるから
「マインドフルネス効果がある!」と思っていて
大人がワークショップにハマる理由はそこにあるのかなと。
単純に作ることが好き…という気持ちもそうですが、
夢中になれることがあると生活にハリが出ますよね。
そんなことを思っていたら、
他ではどんな風にワークショップが行われているのか気になったので、
シルバーリングを作りに行ってきました。
今回お邪魔したジュエリースクール「La Vague/ラヴァーグ」は
ワークショップというよりは、
スクール入会に興味がある人に向けた本格的な体験クラス。
それもそのはず、
ハワイアンジュエリー「PUA ALLY/プアアリ」が
展開しているスクールということもあって
ハンドメイドジュエリーを作っている職人が講師を務めているのです。
ジュエリーショップ内に工房があってそこで体験ができるのです。
そのスタイルも珍しいそうです。
本格的なシルバーリングが作れそうと期待が膨らみます。
では早速、体験スタート!
✔サンプルから作りたいものを選ぶ
いくつかあるサンプルの中から、
手持ちのシルバーリングと合わせやすそうな少し太めのタイプをチョイス。
✔指のサイズを測る
私が作ったのは15号。
使う金属は思ったよりも短くてびっくり。
作る過程で広がっていくから短いと思うくらいで十分なのだとか。
✔金属をカットする
糸のこぎりでギコギコと。
押し引きではなく、上下に動かしてカット。
ほとんど力は使わず、サクッと切れました。
✔曲がりやすくするために温める
カットした部分を平行にするためにやすりをかけたら、
バーナーで金属を温めます。
温めることでリング状にしやすくなるのだとか。
✔木槌で叩いてリング状にしていく
円柱の道具の上に温めたプレートを置いて金づちでコンコンと叩きます。
右端を叩いたら左端を…左右を交互に叩いて
両端がきれいにくっつくようにするのがポイント。
✔やすりで仕上げる
リング状になったら両端を専用のロウでくっつけて隙間をなくし、
きれいな円形に整えてから電動のやすりを使って磨きます。
表面には光沢感が出てきて、付け心地もアップ!
✔表面に模様をつける
先が細い金づちをリングの表面に当てて
その背の部分を木槌で叩きながら全体的に模様をつけました。
そして完成したのがこちら!
ヴィンテージリングがほとんどだから
不規則に模様をつけたことで使い込んだ感がアップ。
さらに、ガラスを吹き付けて少しくすんだ感じにしたのもGOODでした。
完成したリングは
はじめてとは思えないくらい本格的な出来で感動!
やはりこのクオリティに仕上がるのは
現役の職人に教えていただけるからですよね。
スクールの卒業生にはブランドを立ち上げる人が多いのも頷けます。
原稿の締め切り、打ち合わせ、取材…
追われているとまでは言わないけど、
時間を意識して動いていることは確か。
そんな日常の中で数時間でも時間を忘れて作業に集中するのは
とてもヘルシーなことだと、
今回の体験でさらに実感しました。
Information
ハワイアンジュエリー「PUA ALLY/プアアリ」は
6月下旬にリニューアルオープンします。
1階に工房が設置されるらしく、
実際に作業工程を見ることができるとか…。
KIRA CLOSET journal
木川誠子