私たち姉妹が気になることを発信する「KIRA CLOSET journal」。
今回は、先日訪れた会津旅で出会ったグルメなお話をお届けします。
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ずっと日本で暮らしていますが、
意外と訪れたことがない県がたくさんあります。
ということで、福島県会津地方へ初トリップ!
なぜ、会津なのか!?といいますと、
東武鉄道新型特急「リバティ会津」の運行が4月21日よりスタートしたため。
乗り換えなしで会津地方へ行ける特急電車なのです。
今までは乗り換えが必要だった東京から会津までが、
この電車に乗ると、浅草から会津田島駅まで乗りっぱなしに。
しかも、3時間ちょっとで到着するという…!
せっかくだからこの電車に乗って行ってみようと、
ひと足早く会津の旅へ出かけました。
ただ、会津地方と言っても広いうえ、
会津若松を思い浮かべる人も多いと思いますが、
今回は、終着駅となる会津田島駅のある南会津下郷町を中心としたルートを巡ることに。
この下郷町には、「夫婦岩」「起き上がり小法師」など
多くの観光スポット、名産があり、海外からの観光客も多いそうです。
そんな下郷町のさまざまな観光スポットを回って気がついたのですが、
各所に必ずおいしい食べ物に出会うのです!
少々前段が長くなってしまいましたが、
今回は、下郷町の観光スポットで見つけ地元グルメを紹介します。
その1 「大内宿」で見つけた「下郷高菜ときくらげのしぐれ」
茅葺屋根の家が並ぶ「大内宿」は下郷町を代表する観光スポット。
江戸時代の宿場だった場所らしく、
現在は重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
今年公開される、リリー・フランキーさん主演映画「一茶」でも、
「大内宿」で撮影したシーンが登場するそうです。
メインストリートを挟むように
お土産屋やカフェ、蕎麦屋などが並んでいるのですが、
ご飯のお供にぴったりなものを見つけました。
この地域の名産のひとつ、下郷高菜を使った「下郷高菜ときくらげのしぐれ(¥500)」。
シンプルな高菜の漬物も、もちろんあったのですが、
これはここでしか買えないオリジナル。
きくらげのコリッとした食感がいいアクセントになっていて
まさに箸が進む1品です。
その2 「塔のへつり」で見つけた「からしにんにくみそ」
「塔のへつり」の「へつり」とは、会津地方の方言で、断崖、絶壁を意味するそうです。
その名の通り、まさに断崖、絶壁!
浸食と風化を繰り返して出来上がっている景観なので、
自然の力を感じざるを得ない…圧倒的なものでした。
ここで出会ったおいしいものは、「からしにんにくみそ」です。
「塔のへつりへ行くなら、
参道の途中にお味噌汁が飲める商店があるから、ぜひ飲んでみて」と、
会津鉄道の社長さんに教えてもらっていたのです。
その情報がなかったらこの「からしにんにくみそ(¥500)」には出会っていなかったかも。
なぜなら、そのみそ汁をサーブしてもらう時に
「このみそを入れるとおいしくなるよ」と店主が教えてくれたから。
確かに、このみそを少し入れるだけで
アクセントがつき、おいしさがアップしました。
店主曰く「みそ汁やラーメンなどの仕上げにプラスするのがおすすめ」とのこと。
この商店の自家製なので、ここでしか買えない品物です。
その3 「道の駅 しもごう」で見つけた「天然炭酸の水」と「南郷トマトジュース」
地方に行った時にチェックしたくなるのが「道の駅」。
地元の名産が集まっているから、お土産選びにも最適ですよね。
今回の会津旅で立ち寄った「道の駅 しもごう」でも気になるものを見つけました。
まずは、奥会津金山天然炭酸の水使用している「天然炭酸の水(約¥160)」(写真右)。
伊勢志摩サミットに採用された名品です。
心地いい炭酸感で、口当たりがソフトで、
とても飲みやすかったです。
キュッと絞ったレモンを入れてもおいしくなります。
そして、もうひとつが「南郷トマトジュース(約¥370)」。
トマトジュースですが、赤いというよりオレンジ色をしていました。
一般的なトマトジュースよりも野菜っぽさがなく、
トマトの甘みが全面に出ていて、フルーツジュースみたい。
そのまま飲んでもいいですし、トマトソース作りにも最適。
実際に作ってみましたが、酸味が少なくまろやかに仕上がりました。
「SPUR.JP」で担当しているコラムにも、
この会津旅で出会ったヨーグルトについて書いたぐらい、
いろんな地元グルメに出会いました。
その中からお土産にもぴったりな、
持ち帰りやすいものを厳選してお届けしました。
「リバティ会津」で行きやすくなった南会津下郷町には、
ここでは紹介しきれないぐらい、たくさんの魅力がありますので、
機会を見つけて、ぜひ行ってみてくださいね♪
取材協力/下郷町
KIRA CLOSET journal
木川誠子