私たち姉妹が気になることを発信する「KIRA CLOSET journal」。
今回は香りが持つパワーについて。
ちなみに…ここでいうアロマとは
エッセンシャルオイルのことを指しています。
厳密にいうと、アロマとエッセンシャルオイルは別物ですが、
なじみのあるアロマという単語を使います。
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アロマにどんな印象を持っていますか?
中には、「アロマってどうなの?」と思っている人もいると思います。
アロマに対してネガティブな印象を持っている人が取り入れると
通常100%のパフォーマンス力が65%程度しか発揮されず、
逆に、「アロマってすごいよね」と思って使うと、
120%のパフォーマンスを見せてくれることもあるのです。
それぐらいアロマは意志を持っているということ。
「なんでも話せる友人」と例えられるぐらい
自分自身とコミットした関係が築けるツールなのです。
それもそのはず! なぜならアロマは、
血液中の物質を脳へ簡単に通さないようにすることで
脳を毒性物質から守る役割を持つ「血液脳関門」を
通り抜けることができるから。
つまりは脳の深部にまで届くということ。
それぐらい私たちに影響をもたらすものなのです。
この事実は、アロマ心理の講座で学んだのですが、
この講座を受ける前までは、
癒されたい時はラベンダー、よく眠れるようにベルガモット…と、
目的に合わせて香りを選んでいました。
でも、この使い方は正しくはなかったのです。
アロマは体内に情報を届けてくれる役割があるため
目的に合わせて選ぶと、余計な情報が加わってしまい、
純粋な情報が得られにくくなってしまいます。
頭の中をクリアにして、
気持ちを落ち着かせた状態で香りを選びます。
この時、ラベルのチェックは禁物。
ラベルは見ず、くじ引きをするみたいに選びます。
そして、香りに対してどう感じたか、
その香りがどのように広がっていったかなど、
香りが教えてくれることを感じ取ることが重要!
同じ香りでも、
その時の状態や環境によって感じ方や広がり方は異なるもの。
その変化に着目することで
今の自分を知る、確認するための情報をアロマが与えてくれます。
例えば、ラベンダーのアロマを垂らした時、
ある日は1~2滴だったのに、違う日は意図せずドバドバと出てしまった。
そんな時はそれだけラベンダーが持つ癒しの力を欲している状態にあるということ。
さらには、好きだと思っていた香りに違和感を覚えたら
環境に変化が起き始めているサインかもしれないのです。
香りを使って心身の健康診断をしているようなイメージがあり、
「アロマセラピーとはこのことか!」と
妙に納得してしまいました。
思いがけず嫌なことが起きた時、
カラダが疲れてしまった時、
物事がスムーズに進まない時…
そんな時にアロマで今の自分を確認してみるもいいかもしれません。
どんな香りがしたか、どんな風に香りが広がっていったか、
香りがお知らせしてくれたことを
メモしてみるのもおもしろいですよ。
基本的な香りの確かめ方を伝授!
1.左手にアロマを1~2滴垂らす。
2.手の平の上で右手を使って右回しにアロマを広げる。
3.両手をカップのように丸めて鼻に近づける。
何度もいいますが…
アロマが数種類ある場合は、ラベルを確認せず、
くじ引きのように1本を選びます。
手に取ったアロマが今日のアロマ!
その香りを上記のやり方で確かめてみて♪
どんな香りだった?
どんな風に広がっていった?
香りの言葉に耳を傾けてくださいね。
KIRA CLOSET journal
木川誠子